スタンペーパができるまで(その3:試作)
紙のシーリングスタンプ風シール
《 STAMPAPER スタンペーパ 》ができるまで 続きです。
いよいよ工場も交えて試作を始めます。
「ワイルドフラワー」シリーズの用紙、アートボールナチュール。
これは用紙決定なのでシール加工まで手配。

型押しの絵柄部分を深彫ギリギリカットで銅版発注。
この用紙の場合、エンボスではなく型押しの方がいい感じになりそうと思い、銅版だけ。

シーリングスタンプ風のキモになる抜き型発注。

さらに、「幸せを呼ぶ」シリーズもデザインが上がってきました。
用紙は和紙のような優しい表情の里紙。
ただし里紙はそこまで厚みがありません。
そういう場合、合紙をして厚みを作ることになります。
OKACカードと特Aクッション、裏面2種類の合紙で比較することにしました。
これは経験豊富な営業Kさんの手配です。
合紙は合紙専門の会社に発注しますが、この時点ではまだサンプルなのでシール加工は省きました。
素敵デザイナーさんの絵柄をエンボス版で発注。

ここまでは協力会社様に外注。
2025年8月。
材料が全て揃って和香社内での作業開始です。
〜永井断裁機 NCW-102HHD7〜

用紙を作業しやすいサイズにカット。
〜ハイデルベルグのプラテン機(全自動平圧式活版印刷機)〜

カットされた用紙に絵柄を試し押し。
この時、圧力、温度など色々試してみます。

温度が違うとシールの表情も違ってしまうのです。
アートボールナチュールの場合、強すぎると色が黒っぽくなるので、暗くならないよう注意しました。
「幸せを呼ぶ」シリーズの方は、エンボス版を試してみます。
より立体的にはなるのですが、強弱つきすぎて、過剰な部分と浮き出てこない部分の差が大きくなかなかうまくいきません。

結果、「幸せを呼ぶ」シリーズもエンボス版ではなく、銅版だけで型押しにしたほうがバランス良いものができると判断。
《 STAMPAPER スタンペーパ 》すべて型押しで行くことに決定しました。
さらに、里紙の後ろに合わせる紙を比較検討します。
特Aクッションだと紙が柔らかいからか、ふんわりしすぎて細かい絵柄が浮き出てこない。
OKACカードの方が絵柄がキリッとでることがわかりました。
背面の用紙の差がそんなに出るなんて…!(Kさんの手配の意味を実感!)

〜万能平盤打抜機 スーパープレス 650-ATB〜

作った抜き型を使って試し抜き。
剥がす時の感じまでを確認。

ここまでやって、全体像が固まりました。
(その4に続く)

